2022/06/14 15:35

モデルルームなどスタイリングをする時に、様々なインテリアショップを回りますが、
中々こうした表面が粗いデザインの商品がありません。
細部まできっちりと綺麗でムラのない仕上げが日本では好まれているからでしょうか。
粗い仕上げが汚れと感じたり、
不良品だと思われる方が多いのが事実です。
もちろんそれを否定しませんが、
ちょっと傷や汚れが目立つから新しいものに買い換えるのではなく、
ずっと大切に使いたいものを提案したいと思っています。
どんどん新しいピカピカのものを買いそろえるのではなく、
一つ一つを大切に、
思い入れを持ちずっと使ってほしい
自然の素材感を感じる不均一さは
デザインの一つだと考えています。
日本の住宅内装の
モダンで細部まで綺麗に仕上げられた人工的な
内装材の中に
粗い素材感や、不均一なデザインの商品を置くと、
本当に目が行きます。
アイテムたった一つで、空間のアクセントになるのです。
日本の現代の住宅内装を理解した上で
こういった素材感のある商品をお勧めしています。